プリマドール Prima Doll

プリマドール(Prima Doll)冬空花火/雪華文様(第1巻)はkeyから発売されたキネティックノベルである。

Key ×バイブリーアニメーションスタジオによるTVアニメ『プリマドール』。
喫茶・黒猫亭で働く五人の少女人形たちの歌と奇跡の物語を、全12話の放送でお届けしました。
この度作品の前日譚、および後日譚をキネティックノベルという形で新規制作することが決定いたしました。

全4作の短編シリーズを順次リリース。
メインシナリオは、アニメ版シリーズ構成の丘野塔也。バイブリーアニメーションスタジオによるイラストで、
アニメ本編と変わらぬ可愛さと感動をお届けします。

メインキャストはそのままに、キネティックノベルの為に書き下ろした新規楽曲もご用意。
アニメ放送が終わっても、まだまだ盛り上がる『プリマドール』にご期待ください。

ストーリー:
黒猫亭が開店する、すこし前のこと。
新年を迎えたアルタリア共和国。皇軍の駐屯するこの国で、リリアはその身を追われていた。窮地を救ってくれたのは、のほほんとした雰囲気の自律人形。彼女の名前【灰桜】。ローベリアに渡りたいというリリアの願いを手助けしてくれることになり……?(冬空花火編)

                 SPEC

Outline

タイトルプリマドール冬空花火/雪華文様
ブランドKey
ジャンルキネティックノベル
発売日2023年4月28日(金)
対象全年齢
シナリオ丘野塔也
イラストバイブリーアニメーションスタジオ
原案デザインNa-Ga、 藤ちょこ、まろやか
ディレクター丘野塔也

システム

対応OS日本語版Microsoft Windows11/10
CPUCor2eDuo以上(必須)intel Core i5以上(推奨)
メモリ2GB以上(必須)/4GB以上(推奨)
HDD未定
VRAM512MB以上(必須)1GB以上(推奨)
※上記未満の解像度では縮小表示でプレイする事が可能です
画面解像度1920×1080(24or32bit color)
グラフィックDirrectX9.0に完全対応したビデオカード
サウンドDirect Sound
DIrectXDirectX9.0以上
その他要DVDドライブ
(初回限定版のみ)
製品ページはこちらから。

感想

ちょっとここからネタバレします。

プリマドールの前日譚と言う事でもあり、プレイした感想は、まず灰桜は優しいですね。困っている人を匿ってくれている。リリアの作り話に全部信じてしまって。これでは、灰桜は、とても心配です。リリアの嘘を全部信じてしまっているわけですから。まあ人の役に立つ自律人形としては、とてもいいですが、逆に心配です。リリアの旅費を稼ぐ為にハーブティーまで売って、とても献身的です。喜怒哀楽もとても豊かでとてもいいです。ハーブーティーを全部売って、そこで終わりかと思いきや、近くの展望台に移動し、ベンチが幾つか置かれているそこを机代わりにしながら、灰桜達は、売り上げを数える。そして、灰桜は皆には内緒でリリアの為に1人分のハーブティーを残していて、リリアに飲ませてあげるとリリアは知らず知らずの内に涙を流してしまう。

どうやら、それは灰桜の前で気持ちが緩んでいるからだった自分でも驚きだった。きっとこのはちみつハープティーの温かさのせいだろう。胸に抱いたぬくもりがリリアの懐かしい記憶を刺激したのだ。それからリリアは灰桜に思い出を語る。

もう何年も会ってないという事

今まで考えないようにしていた事。

リリアが置いて行かれたという事。

当時は皇軍がやってくる前で、アルタリアにはたくさんのローベリア人がいた事。

アルタリア人の父と結ばれた事。それは大変、反対された事。

ローベリアに行けるのは4人だけだったという事

お金や手間の問題で父、母、上2人の兄の事。

妹が養子にもらわれた事。

リリア自身は少女歌劇団に売られた事。

リリアはお父さんとお母さんに会いたい事。

灰桜はリリアを家に泊めるが、リリアは何か灰桜に与えたい物もあり、それが何なのか灰桜に聞くと、灰桜は歌をお願いした。リリアは灰桜に冬空花火と言う歌を歌うことになる。その後、リリアは灰桜に感謝し、灰桜がリリアが眠る為に寝具を用意している間に夜中に書置きだけを残して、そっと抜け出す。だが、結果的にリリアを追っている男は追いつき、人形を取引きに持って来るように言い、リリアの持っているイスに座った人形を渡そうとするが、男の方はそれに満足せず、リリアと一緒にいた灰桜を要求してきた。リリアは持ってないと言うが、灰桜の方が追って来て、結果的にリリアと一緒になる。男はリリアが持って来た人形に押され、結果的にリリアと灰桜は逃げられた。その後、リリアと灰桜はリリアが提案したローベリアに国境に歩いて行く事になる。灰桜の御供つきで。

鴉羽エピソード雪華文様

ネタバレを含みます。

メンテナンスから目覚めた鴉羽。そこは皇軍の保養地である小さな島で、人形技師・遠間ナギから、新しい役目を与えられる。それはまるでメイド人形のような仕事で、不本意ながらも日々を過ごしていく。春の雪解けが近づく中、戦争の足音も少しずつ近づいてくる。

鴉羽は皇軍の保養地である小さな島で人形技師・遠間ナギから新しい役目を与えられる。それはまるでメイド人形のような仕事で不本意ながらも日々を過ごしていく。その場所でとある1人の少女に出会う。その少女の名はローサ。彼女は自分の工具で機械人形を直そうとしていたのだ。それを見るに見かねた鴉羽は機械人形をナギのところに持って行く。鴉羽は機械人形の論理機関をリンクしようとしたがリンク出来なかった。実はそれが、鴉羽が壊れている個所だとナギの答えだ。ナギは論理機関には自己修復機能があると時間をかけて修復すればあるいはと。鴉羽が聞いたそれはどのくらいの時間がかかるものだと。ナギはこう答えた。分からない。一年か二年かあるいはもっとと。鴉羽にとっては永遠にも感じられる時間だ。鴉羽は取り乱した。戦場で皇国の偉大な勝利をもたらすことが、彼女の役目だからだが、今の彼女はそれが無理だからだ。翌日、ローサが再び家に訪れる。どうやら、昨日の御礼に来たようだ。鴉羽はそれをありがたく受け取る。鴉羽はローサを招き入れて、一緒にお茶を飲んでローズヒップのジャムも振舞った。ローサは鴉羽に一緒に食べようと提案してくるが、鴉羽は人形なので、食べれないと思ったが、可燃室で燃える量ならと、言う事でローサの提案を飲み込むのだった。食事をしている内にローサの話になり、どうやら、ローサは戦闘人形が嫌いだそうだ。戦闘人形はローサ達を護ってくれないから。だから嫌い。ローサは疎開してきたらしい。どうして疎開してきたのかと言うとアルタリアにはよくある話。ローサはこう言った。ある日ね…皇軍と、戦闘人形たちがやってきて、ローサの街を占領して、偉そうな顔して、好き勝手振舞って。でもそれなのにローベリア軍がせめて来た時、あの人達は私を護ってくれなかった。そう言い、鴉羽に抱かれてローサは泣く。その夜、奥宮おとめと雪羽がくる。おとめとナギは夜遅くまで話し合い、翌日の朝には出てった。

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